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体操講座/ホームメイト
体操種目(男女)
跳馬(ちょうば)
男女ともに行なわれる競技種目、跳馬についてご紹介します。
跳馬の形状の変更


旧型の跳馬は、あん馬の把手を取ったようなものでしたが、2001年に形状が変更され、手前側が低く、あごが下がったような形で、上から見ると少し丸く見えるものを使用するようになりました。
跳馬種目について

跳馬の高さは1.35m(女子は1.25m)で、手前にロイター板(ばねを内蔵した体操用踏み切り板)が設置されます。
選手は助走を行ない、跳馬の手前で踏み切りをし、跳馬に手をついて跳びます。それから、いくつかの演技を行ない、着地をします。
跳馬の採点は踏み切ってから着地するまでであり、助走中の一旦停止や、躓いて体勢を崩すこと自体は減点とはなりません。
採点について

跳馬は、他の体操競技と違い、1演技においてひとつの技しか実施しません。技の組み合わせで加点されることはないため、演技の価値点と実施点により採点が行なわれます。
実施点は10点で、ここから演技の美しさ、突き放しの高さ、着地などにより減点がされます。
価値点は実施した技の難度であり、技が認められた時点で減点されることはありません。
ゆか運動

男女ともに行なわれる競技種目のひとつ、ゆか運動についてご紹介します。
ゆか運動は、12m四方の床の上で、様々な技を用いて演技を行ないます。
演技時間は、男子50~70秒、女子70~90秒と決められています。演技時間を超過したり、演技場の境界線を出てしまうと、減点の対象となります。
男子は、徒手体操的運動・平均技・力技・静止技・跳躍技・跳ね起き技・宙返り技・倒立回転技を組み合わせて演技を行ないます。
女子では、アクロバット系の技、音楽に合わせたジャンプの組み合わせ、ターンを組み合わせて演技をします。女子では、音楽伴奏が使用され、女性らしい優美さ、軽快さ、柔軟性が求められます。