体育館情報
体操講座/ホームメイト
競技スポーツとしての「体操」について、歴史や体操種目をご紹介します。
基礎知識
体操競技の歴史

体操競技は、F.L.ヤーン(1778ー1852)が命名した「ツルネン(Turnen)」と言う運動が起源です。
ドイツ体操の父と言われるヤーンは、1811年、ベルリン郊外のハーゼンハイデに体操場をつくり、祖国の若者の心身を鍛えるため、今の器械の原形となるあん馬や平均台、平行棒などの器械運動を行なわせました。
体操場に集まった若者たちが、そこにある器械を使用して、運動のできを競い合うようになり、体操競技が生まれたと考えられています。
体操競技とは

「器械体操」、「器械運動」には、学校体育で行なわれる跳び箱や鉄棒、さらにジャングルジムや滑り台、ブランコなども含まれます。
競技スポーツとしては、男子は6種目[跳馬・平行棒・ゆか運動・鞍馬(あん馬)・吊り輪(つり輪)・鉄棒]、女子は4種目[跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか運動]が行なわれています。
体操競技では、大柄だと回転力が落ちるため、男子の身長は160cm台、女子の身長は140cm台といった体格の小さい選手が多いのが特徴です。