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タクティックス(戦術)サービス



卓球の試合はサービスから始まり、サービスそのものが攻撃手段となります。サービスにはスピン系サービスとスピード系サービスがあり、これは卓球の戦術の大きな要素となっています。バリエーションを広げて自分の戦術に合ったサービスを強化し、使い分けることが勝敗を左右します。

また、攻撃を組み立てる上で忘れてならないのが3球目の攻撃です。サービスを放ってから3球目に攻撃を加えることを前提に戦術を組み立てますが、自分のプレースタイルを考慮し、サービスやコースを考えることで、3球目の攻撃につなげることが可能となるのです。

オープンハンドサービス

オープンハンドサービス

オープンハンドサービスとは、広げた手のひらの上に指がかからないようボールを乗せ、垂直方向に16cm以上投げ上げ、エンドラインの外側からボールが落下してくる途中で打つことを言います。

1926年の第1回世界選手権以来、ボールを握ったままサービスをする、すなわちボールが見えないように打つ「ハンドハイドサービス」を出して良い時代が長く続きましたが、ボールを握る指を使った強烈な変化サービスが出現し、1947年にハンドハイドサービスは禁止になりました。以降、オープンハンドサービスに改められたのです。

フォアサービス

フォアサービスとは、ラケットを持つ手の側、つまり右利きなら体の右側で、右手の手のひらを前にして打つサービスのことを意味し、現代の卓球では最も頻繁に使われています。フォアサービスは、出したあとにすぐ動くことができ、手首を効果的に使うことができるので、独特の回転を付けられます。卓球台の角に立ち、そこから角度を生かしてサービスを放つことが一般的なスタイルです。

バックサービス

バックサービスとは、利き手の手の甲を前側、つまり右利きなら右手の手の甲を前にして打つサービスのことを指します。フォアサービスに比べて細かいコントロールがききやすいのが特徴。かつてよく使われていたサービスですが、使う人は減少傾向にあります。フォアサービスよりもバックサービスの方がマスターしやすいため、卓球初心者にはおすすめです。

しゃがみ込みサービス

しゃがみ込みサービスとは、目の位置が卓球台のネットの高さとほぼ同じになるところまで腰を落として打つサービスのことを意味します。1960年代以降に普及し、有名な「王子サービス」もこのしゃがみ込みサービスの一種。

非常に強い回転を掛けることができ、しゃがみ込む途中でラケットの打球面を変えて相手の意表をつく、などのフェイント効果も期待できます。卓球台の真ん中に立って、しゃがみ込みながらボールを切るように打つと、カーブを描いて横に曲がっていく弾道が特徴です。

投げ上げサービス

投げ上げサービスとは、2mから3m、ないし、それ以上高々とボールを放り上げて出すサービスのことを意味します。落下の加速度を利用して威力を高めることが主な狙いで、相手のレシーブのタイミングを外す効果もあります。

別名「ハイトサービス」「天井サービス」とも言います。日本で初めて公開されたのは1966年の日中交歓卓球のときで、中国女子選手の梁麗珍氏が最終ゲームで16対19で負けていた際、突然ボールを高々と上げてサービスを出し、サービス連続得点3球攻撃で逆転勝ち。当時は21点制のサービスポイント5ポイント交代の時代で、梁は5本とも投げ上げサービスを使い、勝利へとつなげました。

ロングサービス

ロングサービスとは、第1バウンドから第2バウンドまでの飛距離が長いサービスのことを意味し、相手の卓球コートのエンドライン近くを狙って放つサービスです。スピードがゆるくて回転変化に主体を置くロングサービスと、スピード主体の快速ロングサービス(別名トップスピンロングサービス)の2パターンがあります。

ロングサービスは普通のラリーボールを早くしたサービスなので、打ち返しやすいのが弱点ですが、持ち味のスピードを生かして、相手の意表を突きたいときに使うと効果的です。

ハーフロングサービス

ハーフロングサービスとは、相手卓球コートで2バウンドするかしないかという、ギリギリの長さに出すサービスのことを意味します。短すぎるとネットに引っかかり、長く出そうとするとオーバーミスにつながるため、高い技術が必要とする上級者向けのサービス。迎え打つレシーバーにとっては、ストップも強打も難しいので、究極のサービスと呼ばれることもあります。

上回転サービス

上回転サービスとは、バウンドするときに前に進もうとする回転を持つサービスのことを意味します。相手のラケットに当たると跳ね上がる性質を持ち、卓球台からオーバーしたり浮いてしまい、ミスにつなげることが可能。

ロングサービス自体、すでに上回転がかかっていますが、上回転サービスはボールの後ろをこすりあげる要領でラケットを引き上げて回転をかけます。これが決まると、サービスエースになるか、浮いたボール、または長いボールが返ってくるため、次の攻撃につなげやすいと言うのが最大の特徴。回転をかけたか、かけないか見やぶりにくい上回転サービスをマスターしている上級者もいます。

横回転サービス

横回転サービス

横回転サービスとは、弾道が横に曲がっていくサービスのことを意味します。ラケットを右から左に動かしてボールをこすると、右横回転がかかり、ボールは右に曲がります。相手が右利きならば、バック側にすり抜けていくので、強い返球は困難。

卓球台に対してやや横向きに立ち、ボールをトスしたらラケットを後ろに引き上げ、ラケットをお腹にぶつけるつもりで振り下ろし、手首をきかせてラケットを左から右に動かしてボールをこすると左横回転サービスになります。ラケットに当たると横に飛んでいくため、初心者によるレシーブは大変困難です。

下回転サービス

下回転サービスとは、返球者にとって打球時にボールが下方向に飛んで行こうとする回転を持つサービスのことを意味し、浮かび上がるような弾道を描きます。普通に卓球ラケットを握れば上回転になりますが、下回転はボールの下を包みこむようにこすります。

横から見て、ボールを時計の文字盤に見立てれば、6時あたりをこするイメージ。フォアハンドならば、肘から先でラケットを後ろに引き、ラケットの側面が打球方向に向くようにすると、手首を効果的に使えます。バックハンドの場合はラケットを左肩方向に引きつけてからサービスします。後進回転がかかっているため、ネットミスへの誘導に大変効果的です。

ナックルサービス

ナックルサービスとは、回転がほとんどかかっていないサービスのことを指します。弾道は直線的で、球速が遅い場合は揺れることもあり、返球者は打球時に卓球ボールを落としやすくなるのが特徴です。

別名「無回転サービス」。ナックルサービス自体は打ちやすいので、下回転と組み合わせてギャップを作り出し、浮いたレシーブを狙う攻撃のひとつとして使われます。相手方が下回転と思っているところにナックルサービスが出されると、ラケットの角度を読み違い、レシーブが弱くなるという結果に結び付きます。

王子サービス

王子サービスとは、しゃがみ込みサービスの一種で、大阪市阿倍野区王子町で王子卓球クラブを主宰していた、作馬太郎氏が考案したことから命名されました。裏ソフト面を使い、フォアとバック両面で打球しますが、バック面で打球するときは、人差し指と中指でブレードを挟むようにグリップを握り替えるのが特徴。

岡崎恵子氏・武田明子氏・福岡春菜氏など、バック面に粒高ラバーやアンチスピンラバーを貼る異質速攻型の選手がこの王子サービスを武器に世界代表として活躍しました。福原愛氏が世界選手権やオリンピックで使ったことが、卓球未経験者の間でも知名度が高くなったきっかけとなっています。

YGサービス

YGサービスとは、横回転サービスの一種で、右利き卓球選手がフォアハンドで左横回転をかける(逆横回転)サービスのことを意味します。1990年代にヨーロッパの若い世代「young generation」の選手が使い始めたことから、頭文字をとってYGサービスと名付けられました。

上級者になると逆横回転だけでなく、逆横下回転・逆横上回転を繰り出すことが可能になり、相手がラケットに当てると、自分のフォア側に返ってきてしまい、ミスに繋がります。また、同じ逆横回転系のサービスよりも、YGサービスは手首を駆使する分、より回転が大きくなる傾向にあります。

アップサービス

アップサービスとは、トップスピン(前進回転・上回転)がかかったサービスのことを意味します。相手のラケットに当たったボールが、上方向(アップ)に跳ね返るのが特徴。ちなみに、アップダウンサービスは、その名の通り、上回転と下回転を駆使したサービスで、上回転か下回転か分からないように出します。

打球前に肘を引いてラケットをからだの後ろ側に隠すよう配置し、インパクトの瞬間までラケット面を見せず、巻き込み気味に逆回転を入れてサービス。すると相手は上回転か下回転かを判断することができないため、ミスを起こしやする高度な卓球技術です。