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ハンドボールの審判のルール



2014年(平成26年)現在、ハンドボールのルールは国際ハンドボール連盟(IHF)による2010年(平成22年)7月の競技規則変更、2011年(平成23年)、2012年(平成24年)の改定が基準になっています。レフェリー(審判)も、国際試合で日本選手が活躍するために、国内のレフェリーの基準を国際試合の基準に合わせられるよう、日本ハンドボール協会が「レフェリーハンドブック」をまとめています。この通知ではルール改定の解説や、国内レフェリーのジャッジ基準、トレーニング方法についても述べられており、社会人リーグなどで運用されています。

レフェリーは国際試合では通常、1試合に2名を配置し、2名は同等の権限を持ちます。2名は試合中のルールや反則の判定について同じ見解を持つのが理想ですが、万一、違うジャッジを表明した場合、重いほうの処分が採用されます。レフェリーの人数は、大会によって変更されることがあります。

また、レフェリーのジェスチャーについては「反則」の各頁で紹介しましたので、ここでは反則の他にレフェリーが判断する処分である「警告」、「退場」、「失格」、「追放」について解説します。

警告

警告

ハンドボールにおいては、ファールはオフェンスやディフェンスに有効なものとして活用されています。しかし、行き過ぎたファールはレフェリーから厳しい宣告として、「警告」処分が科せられます。主に相手に対するファールやスポーツマンシップに反する行為が対象になります。警告を出すときのレフェリーのジェスチャーは、片腕を指先までまっすぐ前へ伸ばして宣告するプレーヤー、あるいはチーム役員のほうを差し、タイムキーパー、スコアラーにも警告であることを示します。もう片方の腕は約12×約9cmのイエローカードを持って頭上にまっすぐ伸ばします。

ひとつの試合のなかで同一のプレーヤーやチーム役員に対してイエローカードは1回まで、1チームに3回(3人)まで出され、4回目に相当するときにはレッドカードが出されて「失格」となります。

退場

退場

「警告」としてイエローカードが出されたプレーヤーが、再度、スポーツマンシップに反する行為や相手プレーヤーの体にダメージを与えるような行為を繰り返した場合、レフェリーから「退場」処分が科されます。例えば、相手プレーヤーの頭や首を掴んだり、助走を付けてジャンプして相手プレーヤーにぶつかったり、強く殴打したりしたケースなどがこれに当たります。この処分を受けたプレーヤーは2分間の出場停止となります。退場している2分の間、代わりのプレーヤーを入れることもできません。

「退場」を出すときのレフェリーのジェスチャーは、片腕を指先までまっすぐ前へ伸ばして宣告するプレーヤーのほうを差し、もう片方の腕はピースサインのように人さし指と中指を立てて頭上にまっすぐ伸ばします。

また、ハンドボールではサッカーなどのようにファールの積み重ねによる退場処分はありません。コートやベンチからの退場はレッドカードを使う「失格」という処分があります。

失格

失格

相手プレーヤーを怪我させてしまうような危険なファールや、スポーツマンシップに著しく反する行為がなされたとき、即刻「失格」処分が科せられます。また、同一のプレーヤーが「退場」(2分間の退場)処分を2回受けると、3回目の警告を出すときには、「失格」としてレフェリーがレッドカードを提示します。失格処分を受けたプレーヤーはコートから出るとともに、ベンチからも退場することになります。この処分から2分後には失格したプレーヤーとは別のプレーヤーをコートに入れることができます。

失格を出すときのレフェリーのジェスチャーは、片腕を指先までまっすぐ前へ伸ばして警告するプレーヤー、あるいはチーム役員のほうを差し、もう片方の腕はレッドカードを持って頭上にまっすぐ伸ばします。

過度に悪質な行為が見られると、その試合だけでなく、その他の公式試合にも出場できない「失格」処分が科されることがあります。その場合、処分解除の手続きが終わるまで、試合に出られません。

追放

追放

暴力行為やスポーツマンシップに反する行為に対してレフェリーが下す処分。相手プレーヤーを殴ったり蹴ったり、乱闘を起こしたりしたときなどに対して科せられることが多いようです。追放処分を受けたプレーヤーは、処分を受けた試合に再び出場することはできません。追放されたプレーヤーが抜けた分、代わりのプレーヤーをコートに入れることも不可とされています。追放処分を科すとき、レフェリーは頭の上に両腕を上げてクロスさせます。

なお、国際ハンドボール連盟(IHF)による2010年(平成22年)の競技規則改定をもとに、日本ハンドボール協会が2010年(平成22年)4月、「追放」を規則から削除すると発表しました。同発表により、暴力行為は「失格」となり、さらに報告の義務と懲罰の付与が規定されています。

アドヴァンテージ

アドヴァンテージ

アドヴァンテージとは「優位性」という意味。ディフェンス側にファール行為が見られても、ファールを判定して試合を中断することがオフェンス側のチームにとって有利にならない場合、プレー継続を優先することを「アドヴァンテージ」と言います。ファールを判定するとフリースローや7mスローなどが与えられますが、それよりもプレーを続行したほうがオフェンス側にとって有利なときに適用されます。

ハンドボールにおいてはレフェリーによるアドヴァンテージは頻繁に見られます。例えば、ゴールに近いエリアでディフェンダーによるファールを受けても、オフェンスのプレーヤーが体勢を立て直し、ボールのコントロールができているとき。逆に、ファイルを受けたことでボールをコントロールできなくなった場合、レフェリーはファールを判定するのが原則です。