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ハンドボールの基本ルール



ハンドボールをプレーする上でまず押さえておきたいルールは、試合時間やチーム構成、使用するボールの規則、勝敗のポイント、オフェンス(攻撃)やディフェンス(守備)の基本的なルール、採点方法などです。

この他、選手交代やタイムなど、監督やコーチが知っておくべきルールについても紹介します。

試合

試合

試合時間は、プレーヤーが社会人やプロ選手、高校生なら前半30分、後半30分の計60分間。中学生以下なら、前半25分、後半25分の計50分間。どちらも前半・後半の間にハーフタイム10~15分間を挟みます。大会によりますが、前半・後半を終えて点数が同点の場合は、5分間の休憩時間のあと、延長戦を行なうのが一般的です。延長戦は前半5分、後半5分で計10分間。それでも決着がつかない場合は、第2延長戦を行ない、第2延長戦でも勝敗が決まらないなら、「7mスローコンテスト」を行ないます。これはサッカーのPK戦のように各チームのプレーヤーが交互にゴールへボールをスローする(投げ込む)もので、3名ずつが終わった時点で同点の場合は、さらに各チーム3人ずつが選ばれて、点差が生まれるまで1名ずつ交互にスローを行なってゴールを狙います。

チーム構成

チーム構成

ハンドボールの試合は、試合に出場できる選手が7人、交代して試合に出場できる控え選手が7人の、1チーム14人で構成します。また、1チームにつき1人、キャプテンが必要となります。

自分のチームのゴール前に立って相手チームのシュートから守るのが「ゴールキーパー」。ゴールキーパーを除く、他の6人を「コートプレーヤー」と呼び、それぞれポジションの名称や基本的な役割が決まっています。ただし、コートプレーヤーは試合中もポジションチェンジが自由にできます。

ゴールキーパーとコートプレーヤーでは、同系色のユニフォームで違いが分かるようにしなければならないルールがあります。ユニフォームを交換すれば、ゴールキーパーがコートプレーヤーに、あるいはコートプレーヤーがゴールキーパーとして試合に出場することもできます。

ボール

ボール

片手で持って投げることができ、スピード感のあるプレーができるよう、小さく重く設計されています。外周が約65cmの一般的なバレーボールと、外周約60cmのハンドボール3号球で比べると、前者が重さ260g程度に対して、ハンドボール3号球は重さ425~475gと、形は小さく重いことが分かります。重さがあるために、高速で投げられたボールはぶつかるとケガをする場合もあります。バスケットボールのようには弾まないのも特徴です。

ハンドボールのボールは、選手の性別や年齢によって、次の3種類の大きさが使い分けられています。

  • 一般男子…3号/外周58cm以上60cm以下、重さは425g以上475g以下
  • 一般女子、中学生男女…2号/外周54cm以上56cm以下、重さ325g以上375g以下
  • 小学生…1号/外周49.5~50.5cm 、重さ255g以上~280g以下

※それぞれ競技開始時の大きさと重さ。

また、屋内コート専用のボールや屋外グラウンド専用のボールなどがあり、練習や試合を行なう場所に合わせて選ぶと良いでしょう。試合で使うボールよりも重い、筋力アップのためのトレーニング用ボールも販売されています。

オフェンス

オフェンス

試合の流れの中で、自分のチームがゴールを奪いに行くことを「オフェンス(攻撃)」と言います。ハンドボールのオフェンスでは、ゴールから6m離れた「6mライン」より外からシュートを打つように決まっています。6mライン内でのシュートは無効ですが、空中で6mライン内に入って行なうジャンプシュートは認められています。 オフェンスを行なうのは主に、ゴールキーパーを除くコートプレーヤー6人。コートプレーヤーはボールを扱う体の部分として、手の他に体幹部(頭、首、肩、胸、腹、尻、背中など)、腕(手首から肩まで)、太もも、膝を使うことが許されています。これらの部分を使って投げる、キャッチする、叩く、押す、止めるといったプレーができます。膝から下の部分は使うと反則になります。

また、ボールを持ってから3歩まで歩くことができます。空中でボールをキャッチしてから降りたときの足は1歩目にはカウントされません。一度ボールを持つと、3秒間未満は静止したままボールを持つことができますが、3秒間以内にドリブルをする、パスを出すなど動きをとる必要があります。

ディフェンス

ディフェンス

自分のチームがゴールを守る立場にあるシーンを「ディフェンス(守備)」と言います。ディフェンスの場合でも、コートプレーヤーがボールを扱える体の部分は、攻撃の場合と一緒です。ゴールキーパーは、ゴールエリア内であれば、ボールを扱う部分としてひざ下を含めた全身を使うことが認められています。

また、ハンドボールは「格闘技」と呼ばれることもある程、ディフェンスにおいては激しい「ボディコンタクト」が許されているのも特徴で、ボールではなく相手プレーヤーの手首を正面から押さえたり、腰を押さえて動きを止めたりすることも可能です。ただし、横から押したり、後ろから手首を握ったりするなどは反則行為です。反則にならない程度にボディコンタクトを積極的にうまく行なうこともディフェンスの要と言えます。

勝敗

勝敗

ハンドボールの勝敗を決めるのは、相手チームのゴールにどれだけシュートを決めたかで勝敗が決まります。勝つためには、ボールをキープする時間や攻撃のチャンスを多く持てるようにし、シュートの決定率を高めることで勝利する確率が上がります。ただし、点数が勝敗のすべてではありますが、試合中の選手のプレー姿勢も勝敗を分ける重要なポイントになっています。もし攻撃する意志が弱いとみなされると「パッシプブレー」という反則を審判によってとられ、相手にフリースローが与えられます。

採点

採点

ハンドボールに減点はなく、すべて加算式です。相手チームのゴールにシュートを決めると、「ゴール」となって点数が加算されます。点数は1回のゴールにつき1点。前半、後半で獲得した点数を合計し、多いほうのチームが勝ちです。ゴールしたときの点数は正規の前・後半各30分(中学生は各25分)、延長戦、延長戦後の「7mスローコンテスト」でも1回のゴールにつき1点です。遠い位置からのスローや難易度の高いスローなど様々なシュートがありますが、どんなシュートでもゴール1回1点です。

シュートは、ネットを揺らさないものでもゴールラインを完全に越えていれば、ゴールとなって1点が獲得できます。ゴールのフレームに当たっただけのものや、ゴールラインに一部かかっているものは得点が加算されません。

ポストプレーヤー

ポストプレーヤー

オフェンスのとき、ゴールエリアライン近くでゴールキーパーの正面にあたる位置を基本ポジションとします。相手チームのディフェンス陣形の奥に切込みながら、攻撃の起点を作る役割を担っています。ポストプレーヤーが味方からのボールを受け、ボールをキープして相手の注意を惹きつけることで、レフトやサイドの味方プレーヤーがスムーズに攻撃しやすくなります。相手のプレッシャーを受けながら、キープしたボールを様々なポジションの味方プレーヤーへ展開して攻撃を組み立てていきます。

また、スクリーンプレーで味方にスペースを作り出すなど、味方の攻撃をサポートする動きが求められます。技術力もさることながら、ボディコンタクトにも負けない精神力が大切になります。

センターバック

センターバック

オフェンスの花形プレーヤーです。オフェンスのときにゴールラインから少し離れた場所に位置する「バックコートプレーヤー(フローター)」の一人で、ポストプレーヤーのうしろあたり、つまり味方のオフェンス陣形の真ん中が立ち位置です。チームの司令塔としての役割を果たす、オフェンスの中心的な存在です。

センターバックは、味方のポストプレーヤーが作ってくれたフリースペースに切り込んでシュートをしたり、ときにはロングシュートを放ったりと、常にゴールを狙います。ときにはレフトやライトのプレーヤーにパスをするなど、相手のディフェンダーを惑わす多彩な攻撃力や破壊力、スピーディな判断力などが求められます。俊敏な動きでゲームメイクができる人や、ロングシュート(ミドルシュート)が得意な大型選手、サイドのプレーヤーへのアシストが得意な人などいろいろなタイプが活躍しています。

ライトバック

ライトバック

オフェンスのときにゴールラインから少し離れた場所に立ち、味方ゴール側から見たとき、向かって右(ライト)にポジションをとります。右45°、右ヨンゴーとも呼ばれます。

セットプレーではゴールを決める役割を担うことも多く、ゴールから少し離れた位置からのロングシュート(ミドルシュート)が得意であると活躍しやすくなります。ゴールに対する角度を考えると、左効きの選手が有利とされています。ライトバックの選手に対する相手のマークが厳しくなることで、センターに位置する味方のポストプレーヤーやセンターバックの攻撃を助けることができます。

レフトバック

レフトバック

ライトバックと正反対の位置にあたるポジションで、チームのエースが担うことの多いポジション。オフェンスのときにゴールラインから少し離れた場所に位置し、味方ゴール側から見たとき、向かって左(レフト)にポジションをとります。左45°、左ヨンゴーとも呼ばれます。

セットプレーではゴールを決める役割を果たし、ゴールに対する角度を考えると、右効きの選手が有利とされています。レフトバックの選手が活躍すれば、相手のマークがレフト側に集まり、センターに位置する味方のポストプレーヤーやセンターバックの攻撃を助けることができます。

ライトサイド

ライトサイド

オフェンスのときにゴールラインの近く、サイドライン側にポジショニングします。味方ゴール側から見たとき、向かって右(ライト)が基本の立ち位置です。コートの中央に出てプレーすることは少ないものの、速攻攻撃で要となることがあり、スピード感のあるプレーを見せられるポジションです。特に大切なのは、瞬時に飛び出すスピード力で、ゴールに対して角度があまりないサイドの位置からシュートを決める技術があると、相手チームにとっては脅威になります。左効きの選手が活躍しやすいと言われます。

また、バックコートプレーヤーやポストプレーヤーとポジションチェンジを展開することも多く、様々なポジションを臨機応変にこなす力が求められます。

レフトサイド

レフトサイド

ライトサイドと正反対の位置につくポジションです。オフェンスのときにゴールラインの近く、サイドライン側に立ちます。右効きの選手が担うことが多いポジションです。役割としては、ライトサイドと同様に、味方のプレーヤーが相手チームからボールを奪った直後に、速攻でゴール付近まで走り、味方プレーヤーからのロングパスからゴールを決めるたり、ゴールを狙いにくい角度からでも、ゴールを決められる技術が求められます。

ゴールキーパー

ゴールキーパー

味方ゴールの前に立ち、相手チームのシュートを阻むディフェンスの要です。ゴールエリア内にいれば、ひざ下を含む全身を使って、ボールをキャッチしたり弾いたり、投げたり蹴ったりできます。ボールを持って3歩以上歩くことも可能です。国際試合などでは、あちこちへ変わるボールの位置に合わせ、ゴールキーパーが細かくステップを踏み、左右どちらへも素早く対応できるようにする姿が見られます。

相手チームがシュートを外したあと、遠くにいる味方のプレーヤーにパスをうまく渡すなど、カウンター攻撃の起点を作るのもゴールキーパーの役目です。相手ゴールへ直接にシュートを狙うこともできます。

ユニフォームは味方チームのコートプレーヤーと違いが分かるユニフォームを着るのがルールです。

フローター

フローター

7つのポジションがあるハンドボールですが、プレーヤーとして練習をしたり、試合を観戦したりしていると、7つのポジションで呼ばれる他にも様々なポジション名が飛び交うことに気づくのではないでしょうか。中でも、「ライトバック(右45度)」と「レフトバック(左45度)」、「センターバック」の3つのポジションのことを「フローター」と呼びます。エースポジションとされる「レフトバック(左45度)」をはじめ、この3つはオフェンス(攻撃)の中心となるポジションです。シュートを打つよう見せかけてディフェンスを前に引き出すなどでディフェンスを惑わしたり、ミドルシュートを決めたり様々な攻撃を仕掛けます。試合中は作戦に合わせてポジションを入れ替わることも多く、フローターは3つすべてポジションの役割を理解して練習を積んでおくのが理想です。