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ハンドボールと類似スポーツとの違い



ハンドボールの共通ルールとして最初に定められたものは、1906年(明治39年)刊行の「ハンドボール競技規則」です。その10年前である1896年(明治29年)に、「世界で最初のハンドボール試合はデンマークのフェーン島東端の町ニュボーで行なわれた」との見解を国際ハンドボール連盟が発表しています。ハンドボールのルーツとなり、ハンドボールにまとまられていったスポーツや、今でも人々に親しまれているスポーツまで、世界にはハンドボールに似たスポーツがいくつかあります。それらと現代のハンドボールの違いについてまとめました。

ハンドボルトとの違い

ハンドボルトとの違い

デンマークで19世紀後半に行なわれたスポーツ。試合は16人制で1チームの人数が多いことが、現代のハンドボールと異なります。また、共通のルールが細かく定められていなかったことが考えられます。ハンドボルトが生まれた場所は学校との説が有力で、サッカーを楽しむ学生たちのシュートやパスが校舎の窓ガラスにあたって困っていた学校の教師たちが窓ガラスの損失を減らすために、キックではなく手でプレーするようなスポーツを考案したと言われています。

ハゼナとの違い

ハゼナとの違い

ハゼナはチェコスロバキア(現チェコ及びスロバキア連邦共和国)で19世紀後半に行なわれたもので、ハンドボールのルーツとして語られるスポーツです。コートはハンドボールの横40m×縦20mに比べて約1.5倍の広さ。1チームの出場者数もハンドボールより多く、オフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)、センターポジション(中盤)の各専門プレーヤーが自分のエリアを担当し、その他のエリアには入れないルールがありました。ゴールはハンドボールの高さ2m×幅3m×奥行1mのサイズより幅がやや狭いもの。また、ハンドボールの公式試合は屋内で行なうのが基本ですが、ハゼナは、練習・公式試合に関係なく屋内で行なわれていました。

チェコ及びスロバキア連邦共和国では、ハンドボールは今でも「ハゼナ」と呼ばれています。

ラフ・バルとの違い

ラフ・バルとの違い

ドイツで親しまれたスポーツで、19世紀末から20世紀初頭に流行しました。これもハンドボールのルーツになった球技のひとつです。直訳すると「raff」=「ひったくる」、「ball」=「ボール」。1チーム14人制で勇猛果敢にボールや点を奪い合うスポーツであったと言われています。ゴールにシュートを打ち込み点数を競うなどの点がフットボールに似ているものの、ボディコンタクトを使いながら相手からボールを奪うのでラグビーによく似ていたとも言われます。ハンドボールとは1チームの人数が違う他、ラフ・バルのほうがより勇猛であった点が挙げられます。

トーアバルとの違い

トーアバルとの違い

ラフ・バルを女性が楽しめるようアレンジしたものが「トーアバル」で、1915年(大正4年)にドイツ・ベルリンのある女性団体が考案したとされています。ハンドボールのルーツとして語られるスポーツのひとつです。ハンドボールとの大きな違いは女性のみができるスポーツという点。11人制でかつサッカーコートで行なわれることが多く、初期のハンドボールのベースとなったスポーツと言えます。

バスケットボールとの違い

バスケットボールとの違い

ハンドボールを説明するとき、よく引き合いに出されるスポーツのひとつがバスケットボールです。ハンドボールとバスケットボールは、主に手を使って点を獲り合う点が似ています。しかし、ハンドボールはゴールキーパーが幅3mのゴールを守るのに対して、バスケットボールはゴールが上部に備わる小さいもので、キーパーがいません。この他、コートの大きさは前者が横40m×縦20m、後者が横28m×縦15m。ボールも前者は一番大きい3号球で外周58~60cm、重さ425~475g。後者は一般男子が使う7号球で外周75~78cm、重さ600~650gなどと扱う道具やコートの形状が異なります。

なかでも、特に比較されやすいのがドリブル。バスケットボールはボールを床にバウンドさせて何歩でもドリブルができますが、ハンドボールは最大3歩までと決まっています。ボール自体もバスケットボールは弾みやすい造りになっていますが、ハンドボールは弾みやすさよりも握りやすいよう工夫されています。

サッカーとの違い

サッカーとの違い

コートやゴールの形式の類似点から、サッカーもハンドボールとよく比較されるようです。どちらも相手のゴールにシュートを打ち込んで点を獲り、点数の合計が多いほうが勝ち、というルールは同じ。ゴールポストにネットがかけられたゴールの形状も似ています。試合を前半・後半に分け、その間のハーフタイムにコートチェンジをする点も共通しています。

では、決定的な違いは何かと言うと、ハンドボールは主に手を使い、ゴールキーパーを除くプレーヤーは足を使えないということ。サッカーは主に足を使い、ゴールキーパー以外の選手は手を使えません。また、コートはハンドボールが横40m×縦20m、サッカーが横90~120m×縦45~90mと、広さは後者が2倍以上の広さ。前者は公式試合を屋内で行なうのが基本です。サッカーは1チームの出場人数が11人なのに対し、ハンドボールはコートが比較的小さい分、1チームの出場人数が7人と少人数になっています。使う部分が主に「手」であるか、「足」であるか、という違いにより、こうした細かなルールの違いが多くあります。