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リングのルール



ボクシングはアマチュアもプロも四角く整えられたリングの上で対戦を行ないます。このリングについてもルールが設定されており、アマチュアでは特に厳格にリングのありようが指定されています。他の格闘技では八角形のリングを見ることもありますが、ボクシングでは絶対に正方形となります。これはルーツで指定されているためです。なおプロの場合はボクシング団体によってその規定に若干の違いがありますが、概ねは共通のルールで運営されています。なお、かつての古代~中世ボクシングではリングそのものが無かった時代もありました。

ここではボクシングで使われるリングについて、そのルールをご紹介します。アマチュアではリングの大きさや形のみならず、床の材質やリングへ上る階段なども含めて細かく規定されているのが特徴です。

アマチュア リングの大きさ

アマチュア リングの大きさ

アマチュアボクシングの対戦が行なわれるリングの大きさについては、一定のルールが定められています。日本ボクシング連盟(JABF)が定める競技規則では広さについて、ロープ内が16フィート以上、20フィート以下の正方形であるように定めています。これは国際単位では4.9メートル以上、6.1メートル以内の正方形と言うことになります。またロープの外側については、「少なくとも18インチ(46センチ)以上」と定めています。つまりロープ内が4.9メートル以上、そしてロープを挟んで縁(ここを「エプロン」と呼びます)に46センチ以上のスペースが必要と言うことですから、最小サイズのリングを作る場合にも最低で5.5メートル四方程度のスペースが必要になります。なお、国際ボクシング協会(AIBA)ではリングのサイズを4メートルから7.8メートル四方と定めています。

アマチュア リングの床、階段

アマチュア リングの床、階段

日本ボクシング連盟(JABF)が定めるリングの規定において、床は水平であることが求められており、また床部分の分厚さは2分の1インチ(1.3センチ)から3/4インチ(1.9センチ)のフェルトまたは同程度の柔軟さを持つキャンバスで覆う、と規定されています。さらに高さについては3フィート(91センチ)以上、4フィート(122センチメートル)以下と定めています。なお「フェルト」とは動物の毛または化学繊維を使った不織布のことです。「フエルト」と表記する場合もあります。

また階段についても規定されており、リングには合計で3つの階段を設置し、ひとつは赤コーナー側、もうひとつは青コーナー側、最後のひとつはレフェリーやドクターが使用するために中央に配置することが定められています。

アマチュア リングのロープ、コーナー

アマチュア リングのロープ、コーナー

リングの外周に設置されたロープやコーナーについても規定があります。日本ボクシング連盟(JABF)が定める競技規則では、まずリングロープの数を3本または4本と指定しており、3本の場合には床から40、80、130センチの高さに設置し、4本の場合には床から40、70、100、130センチの高さに設置するよう定めています。近年ではボクサーがリングから落下する事故を防ぐために、ロープを4本にする場合が多いようです。

またロープはリングの四隅に設置した柱から強く張り、ロープの角部分にはパッドを当ててボクサーの体を傷付けることが無いようにし、キャンバス布2本でロープを等間隔に繋ぐことが記されています。さらにこのキャンバス布は、3~4センチ幅であるように指定されています。

プロ リングの大きさ

プロ リングの大きさ

プロのボクシングにおいてもリングのサイズは一定の規定がありますが、詳細はボクシング団体などによって変わります。正方形であることは世界的に共通していますが、サイズによってはまちまちで、現在プロのリングで使用されているサイズは一辺が18~24フィートとされており、これは国際単位では5.47~7.31メートルに相当します。

ボクサーのスタイルによってはリングのサイズが対戦に大きな影響を及ぼす場合があります。リングを広く使うアウトスタイルのボクサーはリングが広いほうが有利である反面、接近しての打ち合いを得意とするインファイターの場合はリングが狭いほうが有利となります。世界タイトルマッチなど大きな対戦の場合は両者の合意によってリングサイズが定められることが一般的です。

プロ リングの床

プロ リングの床

プロのボクシングで使われるリングにおいても、床の規定は一定範囲内で定められています。リングの床面は「キャンバス」と呼ばれますが、キャンバスの厚さは2.5インチ(国際単位では約6.35センチ)以上とされています。キャンパスを構成する素材はアマチュアと同様にフェルト(動物の毛や化学繊維で作られた不織布)が推奨されている他、畳など同程度の柔軟さを持った素材が下敷きとして用いられています。なおリングを縁取るロープの外側(ここを「エプロン」と呼びます)は2フィート(国際単位では0.61メートル)以上を確保することが定められています。

なお、プロのリングではスポンサーによってキャンバスに企業名などの特定の模様が描かれることがあります。そのため使い回しはあまりされません。

プロ リングのロープ、コーナー

プロ リングのロープ、コーナー

プロのボクシング中継を見ていると「赤コーナー」や「青コーナー」と言った言葉を耳にすることが多いと思います。原則的に「赤コーナー」はランキング上位の選手が使い、「青コーナー」にはランキング下位の選手が割り当てられます。タイトル王者への挑戦だった場合は、王者が赤コーナー、挑戦者が青コーナーと言うことになります。各コーナーに設置される階段も、コーナーの色に合わせた色で塗られることが一般的です。

ロープの本数はかつて3本でしたが、現在はリングからの落下を防ぐ目的で4本が主流です。過去にはリングから落下して死亡してしまったボクサーがいます。ロープを固定するコーナー付近には金具があるため、それがボクサーの体に当たらないようパッドが設置されます。プロのリングではパッドやコーナーにもスポンサーの企業名が飾られる場合が多くなります。