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ボクシングの団体



ボクシングにかかわる場合、ボクシング団体とのかかわりも外すことはできません。ボクシングの試合はいずれかの団体によって主催されるものであり、主催団体によってルールの一部(主にラウンド数や判定方法など)が異なる場合があります。

日本においてはアマチュアのボクシング団体はひとつしかないため、自然とその団体に所属することになりますので、話はシンプルです。

一方のプロについては少し複雑になります。プロのボクサーになるためにはプロテストに合格してライセンスを取得する手順を踏まなければいけませんが、プロテストを開催してライセンスを発行しているのはボクシング団体であり、またプロボクサーが所属するジムのオーナーには、やはりボクシング団体が発行するオーナーライセンスの取得が求められます。その上、世界には複数のボクシング団体があり、それぞれでタイトルマッチの設定があるものの、日本のボクシング団体は世界にあるすべてのボクシング団体を公認している訳ではありません。そのため世界のボクシング団体でチャンピオンになっても、日本のボクシング会ではチャンピオンとして認められないなどの事案が発生します。ここでは大まかなボクシング団体についてご紹介します。

アマチュアのボクシング団体

アマチュアのボクシング団体

ボクシングの団体は世界中にたくさんの数があり、複雑に感じる人も多いとは思いますが、アマチュアについては比較的シンプルな構造になっています。

アマチュアのボクシングは高校生などの学生ボクサーが競う地域の大会から始まり、最高峰の大会は世界のボクサーが統一ルールで競うオリンピックです。つまりアマチュアの範囲でボクシング競技に参加する場合には、プロにおける団体を選ぶなどの手間は必要なく、自然と日本唯一のアマチュアボクシング団体である日本ボクシング連盟(JABF)の管理下に置かれ、JABFと提携する地域団体などで競技に参加することになります。部・クラブ活動やアマチュアを受け入れているジムなども、基本的にはこのJABFに加盟しています。

日本ボクシング連盟(JABF)

日本ボクシング連盟(JABF)

日本ボクシング連盟は1926年(大正15年)に設立した、歴史の長い日本のボクシング団体です。英字表記では「Japan Amateur Boxing Federation」と書き、省略してJABFと呼ばれます。設立当初は「全日本アマチュア拳闘連盟」と名乗っており、「日本アマチュアボクシング連盟」、「日本ボクシング連盟」と順に改称しています。日本における唯一のアマチュアボクシング団体であり、全日本アマチュアボクシング選手権大会や全日本大学ボクシング王座決定戦、全国高等学校ボクシング選手権大会などを開催しています。

JABFは日本オリンピック委員会に加盟しており、また世界的にアマチュアボクシングを管理している国際ボクシング協会(AIBA)にも加盟しています。オリンピックのボクシング競技に出場する選手など、国を代表するボクサーの育成はJABFが担っています。

都道府県のボクシング連盟

都道府県のボクシング連盟

日本ボクシング連盟(JABF)を構成する組織として、各都道府県にもボクシング連盟があります。「東京都ボクシング連盟」「大阪府ボクシング連盟」「愛知県ボクシング連盟」など「都道府県の名称+ボクシング連盟」と名付けられたものがこれに該当します。

こうした都道府県それぞれにあるボクシング連盟の業務内容は、JABFが開催する全国大会地方予選の開催・運営や、トレーナーを対象とした講習会の開催など、より地域に密着したものです。アマチュアの公式試合に参加するボクサーは、地域にあるボクシング連盟へ選手登録をしなければならず、アマチュアボクシングに参加する高校や大学、ジムなどの団体は、組織として地域のボクシング連盟に加盟することになります。

プロのボクシング団体

プロのボクシング団体

ボクシングの仕組みを複雑に見せている要因のひとつが、たくさんあるプロボクシング団体の存在です。ボクシングは世界中にたくさんの競技人口を抱える競技であるため、それぞれの地域で自然発生的にボクシング団体が誕生し、それらは融合したり、あるいは分裂したりして発展してきました。

現在、世界にあるたくさんのボクシング団体がそれぞれの階級で順位を決め、チャンピオンを讃えています。そのため例えば「バンタム級チャンピオン」が何人かいる状態が続いています。しかし世界タイトルマッチを開催することが認められている団体は世界に4つだけですから、プロボクシングを楽しむ場合には、まずこの4つのボクシング世界タイトル認定団体からチェックしておきましょう。

なお、日本のプロボクシングを統括する団体は、日本ボクシングコミッション(JBC)だけです。

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング協会(WBA)

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング協会(WBA)

世界にあるプロボクシング団体のうち、4つだけしかない世界王座認定団体のひとつです。英字では「World Boxing Association」と表記し、省略して「WBA」と呼ばれる他、日本では直訳して「世界ボクシング協会」と呼ばれることがあります。現存するプロボクシング団体では特に長い歴史を持つばかりか、世界に4つだけの世界王座認定団体のすべてが、もともとはこのWBAから派生したものです。こうした経緯から見ても、世界において特に重要なポジションを占めるプロボクシング団体であると言えます。

WBAの設立は1921年(大正10年)。最初はアメリカの団体「NBA(National Boxing Association)」として誕生しましたが、1962年(昭和37年)に現在のWBAへ改称しています。WBAが勢力を伸ばしていく中でアメリカ主体の運営から中南米中心の運営に切り替わり、現在の本部はパナマに設置されています。

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング評議会(WBC)

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング評議会(WBC)

世界に4つある世界タイトル認定団のひとつです。日本語で「世界ボクシング評議会」と呼ばれるこの団体は、英字では「World Boxing Council」と表記し、省略して「WBC」と呼ばれます。4大ボクシング世界タイトル認定団体のなかでは最も加盟国が多いことから、この団体のタイトルには格別の価値があるとされています。

設立は1963年(昭和38年)ですが、当初は世界にある主要なプロボクシング団体が対等な立場で評議する場として誕生しました。しかし当初メンバーの一角であるWBAとWBC全体とで意見の衝突があったことから、WBAとは異なる方針で世界タイトルを実施するようになり、独自の路線でプロボクシング界において強い存在感を持つようになりました。本部はメキシコに設置されています。

4大世界タイトル認定団体 国際ボクシング連盟(IBF)

4大世界タイトル認定団体 国際ボクシング連盟(IBF)

世界に4つある世界タイトル認定団体のひとつが、国際ボクシング連盟です。英字では「International Boxing Federation」と表記し、省略して「IBF」と呼ばれます。本部はアメリカ合衆国、ニュージャージー州に設置されています。

本部の位置からも分かる通り、アメリカが主体になっているボクシング団体です。もともとはWBAの内部に誕生した「全米ボクシング協会(USBA)」が母体なのですが、北米中心から中南米中心にシフトしたWBAから、北米中心でありたいとするメンバーが独立する形で1983年(昭和58年)にIBFが発足し、独自に世界タイトルを実施するようになりました。こうした経緯があるためIBFに所属するプロボクサーはアメリカ国籍が多くなっています。

日本のJBCは長らくIBFを認定していなかったため、日本人ボクサーがIBFのタイトルに挑戦することは原則的に認められていませんでしたが、2009年(平成21年)に一部認可するようになり、2013年(平成25年)に正式加盟を果たしました。

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング機構(WBO)

4大世界タイトル認定団体 世界ボクシング機構(WBO)

世界ボクシング機構は英字で「World Boxing Organization」と表記し、省略して「WBO」と呼ばれます。4つあるボクシングの世界タイトル認定団体のひとつであり、WBA、WBC、IBFと合わせて「世界主要4団体」と呼ばれます。

4団体のなかでは最も新しい団体で、その設立は1988年(昭和63年)でした。WBAに加盟していたメンバーの一部が分派し、独立した格好で誕生しています。歴史が浅いという点もあり、当初は4団体の中では軽視される傾向があったWBOでしたが、人気ボクサーが続々と登場したことで勢力と知名度を拡大し、現在では4団体並び称されるようになっています。なお本部はプエルトリコに位置しています。

日本のJBCは長らくWBOを認定しておらず、日本選手がWBOに参加することを原則的に認めていませんでしたが、その規制は徐々に緩和され、2013年(平成25年)にJBCはWBOへ正式加盟を果たし、日本人ボクサーが何の制約も無くWBOタイトルに挑戦できるようになりました。

その他の世界タイトル認定団体 国際ボクシング機構(IBO)

その他の世界タイトル認定団体 国際ボクシング機構(IBO)

国際ボクシング機構はアメリカ合衆国フロリダ州にあるプロボクシング団体で、英字では「International Boxing Organization」と表記し、省略して「IBO」と呼ばれます。WBA、WBCなどの主要4団体と同じように世界王座タイトルを認定する団体ですが、4団体程の知名度は無く、また加盟国が比較的少ないことからマイナーな団体として扱われます。過去には日本人ボクサーの淵上誠や石田順裕がIBOのミドル級世界タイトル戦に挑戦したこともありますが、日本のJBCはIBOを認定していません。

IBOはマイナーなボクシング団体ではありますが、一応は世界タイトル戦を開催しており、またアメリカに拠点を持つ団体であるため、特にアメリカ人の選手が多く参加している傾向があります。またIBOの各階級で王者になっているボクサーは、他の団体でも王者であるなど、いわゆる掛け持ちのボクサーが多いのも特徴です。

その他の世界タイトル認定団体 世界プロボクシング連盟(WPBF)

その他の世界タイトル認定団体 世界プロボクシング連盟(WPBF)

世界プロボクシング連盟は英字で「World Professional Boxing Federation」と表記し、省略して「WPBF」と呼ばれます。世界タイトル戦を開催する王座認定団体ではありますが、いわゆる4大主要団体などと比べマイナーな存在で、日本での知名度も高くありません。

本部はアメリカ合衆国のニューヨーク州に位置し、設立は2001年(平成13年)。他のボクシング団体のようにWBAから派生した経緯では無く、当初は世界ボクシングシンジケート(World Boxing Syndicate)として発足しています。その後「世界ボクシングエンパイア(World Boxing Empire)」に改名し、さらに他のマイナー団体だった全米ボクシング会議(United States Boxing Council・USBC)を統合して2006年(平成18年)に現在の名称である「世界プロボクシング連盟(WPBF)」に改名しました。なおWPBFの下部団体としてアジア・パシフィックボクシング協会(APBA)がありますが、いずれも日本のJBCは認定していません。

その他の世界タイトル認定団体 国際ボクシング協会(AIBA)

その他の世界タイトル認定団体 国際ボクシング協会(AIBA)

国際オリンピック協会(IOC)に加盟するボクシング団体が国際ボクシング協会です。もともとはアマチュアのボクシング全体をまとめる団体でしたが、2014年(平成26年)からはアマチュアとプロをまとめた「オープンボクシング団体」として生まれ変わりました。英字では「Association Internationale de Boxe」と表記し、「AIBA」と省略します。AIBAが立ち上げたプロボクシング団体を別に「AIBAプロボクシング(APB)」と呼び、2014年(平成26年)から本格的に稼働する予定です。

IOCに加盟しているボクシング団体はAIBAだけであるため、かつてオリンピックに参加できるボクサーはアマチュアだけに限られていましたが、AIBAのオープンボクシングへの方針転換により、事実上プロとアマチュアを問わずオリンピックへの門戸が開かれたことになります。加盟国は他のプロ団体とは比較にならない196ヶ国(2008年現在、国連への加盟国数とほぼ同等)を誇ります。

その他の世界タイトル認定団体 世界ボクシング連合(WBU)

その他の世界タイトル認定団体 世界ボクシング連合(WBU)

1990年代初頭にイギリスで設立されたボクシングのマイナー団体です。英字では「World Boxing Union」と表記し、省略して「WBU」と表記されます。日本のJBCからは認定されていない団体ですが、1996年(平成8年)にWBUヘビー級タイトルマッチ(ジョージ・フォアマン対クロウフォード・グリムスリー)が東京で開催され、テレビ中継されたことがあるため、ボクシングファンからは一定の知名度があります

ジョン・W・ロビンソンにより設立されましたが、創設者であり初代会長だったロビンソンが2004年(平成16年)に急逝したことにより、現在は活動を休止している状態だとされています。

しかし実はWBUを名乗る団体が2つ存在しています。

ひとつはドイツのニーダーザクセン州にあるWBU、もうひとつはアメリカ合衆国ジョージア州にあるWBUですが、ロビンソンが設立したWBUと組織としての繋がりを持つのはドイツにあるWBUであり、アメリカにあるWBUは無関係だとされています。勝手に後継を名乗っている状態が、なぜかまかり通っている状態です。

その他の世界タイトル認定団体 世界ボクシング基金(WBF)

その他の世界タイトル認定団体 世界ボクシング基金(WBF)

世界ボクシング基金は英字で「World Boxing Foundation」と表記し、「WBF」と省略されるボクシング団体です。一応は世界タイトル認定団体ですが、主要4団体よりもずっとマイナーな団体です。日本のJBCはWBFを認定していません。

もともとはアメリカ合衆国テネシー州で1988年(昭和63年)に誕生した団体「世界ボクシング連盟(World Boxing Federation・WBF)がありましたが、これは敗訴をきっかけに解散してしまいました。その後の2004年(平成16年)に後継する形で誕生したのが現在の世界ボクシング基金(WBF)です。本部はオーストラリアに設置されています。

しかしWBFについては紛らわしい事態が発生します。2009年(平成21年)、WBFに所属するメンバーの一部が離脱し、南アフリカ共和国に別団体「世界ボクシング連盟」を設立します。これは英字で表記すると「World Boxing Federation」であるため、省略する場合には「WBF」と同じ表記になってしまいます。

地域タイトル認定団体 アジアボクシング評議会(ABCO)

地域タイトル認定団体 アジアボクシング評議会(ABCO)

アジアボクシング評議会は、その名の通りアジア地域を統括するプロボクシング団体です。英字では「Asian Boxing Council」と表記し、省略して「ABCO」と呼びます。ABCOは4大主要団体である世界ボクシング評議会(WBC)の傘下団体ではありますが、日本のJBCはWBCには加盟しているもののABCOには加盟しておらず、同じWBC傘下の東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)には加盟しています。

しかしJBC承認または非承認でABCOのタイトルマッチに挑戦する日本人ボクサーが多いため、日本にとって比較的身近なボクシング団体のひとつであるとも言えます。本来の略称は上述の通り「ABCO」ですが、日本では「WBCアジア」と紹介されることもあります。

タイやフィリピン、インドネシアなど東南アジアの地域の他、中国や北朝鮮、香港など東アジア地域の国もABCOに加盟しており、本部はタイにあります。

地域タイトル認定団体 東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)

地域タイトル認定団体 東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)

東洋太平洋ボクシング連盟は、英字で「Oriental and Pacific Boxing Federation」と表記し、省略して「OPBF」と呼びます。日本のJBCもOPBFに加盟しています。

もともとは1952年(昭和27年)に創立した「東洋ボクシング連盟(Oriental Boxing Federation・OBF)が母体ですが、OBFは1963年(昭和38年)のWBC創設に参加しているため、現在もWBCの傘下団体として存在しています。OBFは1977年(昭和52年)にオーストラリアとニュージーランドの加盟が承認されたことから、現在の名称であるOPBFに改称しました。アジア地域のボクシング団体としてはアジアボクシング評議会(ABCO)もありますが、ABCOはアジア地域だけであるのに対し、OPBFはオーストラリアとニュージーランドも含んでいる違いがあります。

本部は加盟国で持ちまわることになっており、2009年(平成21年)からは日本の東京に本部を置いています。

地域タイトル認定団体 パンアジアボクシング連盟(PABA)

地域タイトル認定団体 パンアジアボクシング連盟(PABA)

パンアジアボクシング連盟は、世界ボクシング協会(WBA)のアジア地域とオセアニア地域を統括する傘下プロボクシング団体です。つまりWBCにとってのOPBFと同じような存在だと言えます。英字では「Pan Asian Boxing Association」と表記し、省略して「PABA」と呼ぶ場合もあります。日本のJBCはPABAには加盟していないため、日本でプロライセンスを取得しているボクサーがPABAのタイトルマッチに挑戦する場合には、特別な承認を得るか、JBCから離脱する必要があります。なお日本人でPABAの王者になったことがあるボクサーには渡部あきのりがいます。

1995年(平成7年)に設立されており、本部は韓国ソウルに位置しています。なお2013年(平成25年)に同じWBAの傘下団体として「WBAアジア」が設立され、本部の位置や会長もPABAと同一ですが、あくまで別団体として存在しています。

地域タイトル認定団体 北米ボクシング協会(NABA)

地域タイトル認定団体 北米ボクシング協会(NABA)

北米ボクシング協会は世界ボクシング協会(WBA)の傘下団体です。英字では「North American Boxing Association」と表記し、略称として「NABA」が用いられます。名前の通り北米地域を管轄する地域の王座認定団体であり、主にアメリカ合衆国とカナダのプロボクサーが登録選手の中心です。本部はカナダに位置しています。

北米に本拠を構える地域タイトル認定団体としては他に「北米ボクシング連盟(NABF)」、「北米ボクシング機構(NABO)」がありますが、1969年(昭和44年)から王座を認定しているNABFが圧倒的に老舗で知名度が高く、また1991年(平成3年)から王座を認定しているNABOもあることから、1997年(平成9年)から王者を認定しているNABAは歴史が浅く、知名度は他よりも低めだとされています。しかしWBA傘下団体であることから、NABA王者になればWBAの世界ランキングに入る可能性が高くなるメリットが注目されつつあります。

国内タイトル認定団体 日本ボクシングコミッション(JBC)

国内タイトル認定団体 日本ボクシングコミッション(JBC)

日本においてプロボクシングを管轄する団体が日本ボクシングコミッションです。英字では「Japan Boxing Commission」と表記し、「JBC」と省略されることがあります。世界タイトル認定団体である主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)と、地域タイトル認定団体である東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)に加盟しています。

日本にあるプロボクシングにかかわる団体としては他に「日本プロボクシング協会(JPBA)」がありますが、JPBAは日本のボクシングジムにより組織された団体であり、ライセンスの発行やジム・選手の管理、ランキングの作成、ルールの策定などはJBCが行なっています。両者は独立した別個の団体ですが、JPBAに加盟する条件としてJBCが発行するライセンスを持っている必要があるなど、相互関係にあると言えます。

設立は1952年(昭和27年)であり、日本のプロスポーツ全体を見ても長い歴史を持つ団体です。

その他の団体 国際ボクシング協会(IBA)

その他の団体 国際ボクシング協会(IBA)

日本語で「国際ボクシング協会」と表記する団体は実は世界に2つあります。ひとつは「AIBA」と省略される「Association Internationale de Boxe」。こちらは基本的にアマチュアのボクシングをまとめる組織で、オリンピックにもかかわる組織でもあるため日本でも頻繁に耳にする団体です。しかし世界タイトル認定団体として「国際ボクシング協会」が紹介される場合には、「International Boxing Association」のことを指します。こちらは通称「IBA」です。日本で全く耳にしない訳ではありませんが、AIBAよりも登場頻度はグッと少ないはずです。

IBAは世界タイトルを認定する団体ですが、主要4団体とは比較にならない程マイナーな存在です。元メジャーリーグの投手だったディーン・チャンスによって1990年代に設立されていますが、その活動は他よりもずっと小規模です。本部がアメリカ合衆国のオハイオ州にあるためか、アメリカ人選手が経験を積む場として使う傾向があるようです。

その他の団体 国際ボクシング連合(IBU)

その他の団体 国際ボクシング連合(IBU)

国際ボクシング連合はアメリカ合衆国ジョージア州に本部を構えるプロボクシング団体です。知名度が低くマイナー団体に分類されます。英字では「International Boxing Union」と表記し、「IBU」と省略されます。

IBUでは独自に「世界王座」と名乗ったタイトルマッチを開催していましたが、その実際は言わば「勝手に呼称している」状態であり、世界的には世界王座としては認められていません。2006年(平成18年)に公式サイトが消滅し、一旦は自然消滅のようになるかと思われましたが、2009年(平成21年)にタイトルマッチを認定し、現在は公式サイトも復活し、細々ながらプロボクシング団体としての活動を続けています。

なお、かつてヨーロッパに同名の団体がありましたが、このIBUとの関係性はありません。

その他の団体 国際ボクシング評議会(IBC)

その他の団体 国際ボクシング評議会(IBC)

国際ボクシング評議会はマイナーに分類されるプロボクシング団体です。英字では「International Boxing Council」と表記し、「IBC」と省略されます。1990年代にはIBCのタイトルを保有する有名選手が数多く、ボクシングファンの間では一定の知名度を持っていましたが、近年ではIBCのタイトルマッチは下火になり、活動こそしているものの話題に上ることは少なく、伴って日本に情報が届くことは少なくなっています。

2005年(平成17年)に日本のK-1のリングへ参戦したヴァージル・カラコダは以前にIBC世界スーパーウェルター級王者を獲得したため「元世界ボクシング王者」などと紹介されたこともありますが、IBCはマイナー団体であり、その王者はボクシング界では世界タイトルとして見なされていません。

その他の団体 世界ボクシングエンパイア(WBE)

その他の団体 世界ボクシングエンパイア(WBE)

世界ボクシングエンパイアはかつて存在していたプロボクシング団体です。英字では「World Boxing Empire」と表記し、略称は「WBE」です。

もともとは2001年(平成13年)にニューヨークで発足した世界ボクシングシンジケート(World Boxing Syndicate、略称はWBS)です。WBSが世界ボクシングエンパイア(WBE)に改称し、その後2005年(平成17年)に全米ボクシング会議(USBC)を傘下に迎えるのと同時に「世界プロボクシング連合(World Professional Boxing Federation、略称はWPBF)へと改名したことで、世界ボクシングエンパイアはその名前を消しました。

現在ではWBEの名を聞くことはありませんが、生まれ変わったWPBFは傘下にアジア・パシフィックボクシング協会(APBA)を抱えており、またユースや女子ボクシングのタイトルマッチも開催するなど、マイナー団体のなかでは精力的に活動を続けています。

その他の団体 グローバルボクシング連合(GBU)

その他の団体 グローバルボクシング連合(GBU)

グローバルボクシング連合は英字では「Global Boxing Union」と表記し、省略する場合には「GBU」と書きます。世界王者タイトルマッチなどは開催しないマイナー団体に分類されるプロボクシング団体です。

現在ではWBA,WBCなど主要4団体でも女子の王者認定タイトルマッチが行なわれており、女子プロボクサーが活躍できる舞台は広がっていますが、GBUは当初、女子のプロボクシング団体として2001年(平成13年)に誕生した経緯を持つプロボクシング団体です。2004年(平成16年)には男子の認定も始めており、他のマイナーなプロボクシング団体との違いは少なくなりましたが、現在もドイツでは女子プロボクサーのコミッションとして活動しています。

また現在は女子国際ボクシング連盟(IWBF)と提携しています。

その他の団体 女子国際ボクシング協会(WIBA)

その他の団体 女子国際ボクシング協会(WIBA)

女子プロボクシングの世界王座認定団体が女子国際ボクシング協会です。英字では「Women's International Boxing Association」と表記し、略称は「WIBA」が用いられます。2000年(平成12年)に設立された、ボクシング団体としては比較的歴史の浅い部類ではありますが、女子に限っては世界王者を認定するメジャー団体であるため知名度と加盟国は男子のマイナー団体よりも多くなっています。かつて日本に存在した「日本女子ボクシング協会(JWBC)」もWIBAに加盟しており、ライカ(フェザー級)、袖岡裕子(ミニマム級)、池山直(ミニマム級)がWIBA世界王者になっています。ただし現在はJBCが女子ボクサーを認可した(これによりJWBCは解散)ものの、JBCがWIBAに加盟していないため、日本の女子ボクサーにとってWIBA王者への挑戦は難しくなってしまいました。

その他の団体 女子国際ボクシング連盟(WIBF、女子最古の団体)

その他の団体 女子国際ボクシング連盟(WIBF、女子最古の団体)

マイアミに本部を構える女子国際ボクシング連盟は、女子ボクシングの世界王座認定団体です。英字では「Women's International Boxing Federation」と表記し、略称では「WIBF」が用いられます。設立は1990年(平成2年)で女子プロボクシング団体の中では最古の歴史を持ち、創立者は自身も女子ボクサーとして活躍したバーバラ・パトリックです。バーバラはボクサーとしての活躍と、このWIBF設立の偉業から「女子ボクシングの始祖」と呼ばれています。

女子の世界王者を認定できる団体として高い地位にあり、一時期は男子の主要4団体の一角、世界ボクシング協会(WBA)傘下団体との提携を行なっており、女子ボクシング会における一大タイトルとして扱われた時代もありましたが、現在はWBAが独自に女子部門を設立したこともあり提携を解消しています。

なお名称がよく似た男子の団体として「国際ボクシング連盟」がありますが、直接の関係はありません。

その他の団体 国際女子ボクサー協会(IFBA)

その他の団体 国際女子ボクサー協会(IFBA)

国際女子ボクサー協会は、英字では「International Female Boxers Association」と表記し、略称としては「IFBA」が用いられます。1997年(平成9年)にアメリカ合衆国ネバダ州で設立されており、女子の世界王座認定団体としてたくさんの名選手を輩出しています。

日本の女子ボクサーも、日本ボクシングコミッション(JBC)が女子選手を認定する以前、日本女子ボクシング協会(JWBC)からライカが2006年(平成18年)にIFBA世界スーパーライト級王座へ挑戦し、見事勝利を勝ち取っています。ただしJBCが女子選手を認定して以降、JBCはIFBAに加盟していないため、現在日本の女子ボクサーがIFBAタイトルに挑戦するのは難しくなっています。

IFBAのタイトルマッチは全米でも高い人気を誇るコンテンツでしたが、WBAなどの男子主要団体が女子ボクサーを認定し、それぞれで女子世界王者を認定するようになると、相対的にIFBAの人気は低下してしまったと言われています。