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太極拳について



太極拳とはその名の通り、東洋医学の概念である太極思想をベースとした中国古来の武術のひとつです。中国などでは多くの人が、朝の公園に集まり太極拳を練習しています。日本でも、格闘技としてではなく健康法として学ぶ方が多く、スポーツセンターや体育館などのスクールで太極拳を教えています。

太極拳の歴史

太極拳の歴史

太極拳の発祥には諸説があり、一番古い説として不老長寿の老人、張三豊が元の時代に生みだしたという伝説が残っています。実際には明から清の時代に、武術に長けた陳一族の9代目陳王廷が家伝の武術に様々な要素を交え考案したという説が一般的です。

しかしその習得は非常に難しく、一部の限られた人しかその技術を学ぶことができませんでした。そのため、1956年には中国国民の健康維持と、中国の伝統文化として太極拳を普及すべく、中国政府が誰でも学ぶことができる新しい太極拳を立案しました。1972年の日中国交正常化以降は、日本でも太極拳の存在が知られるようになり、現在では日本でも体に良いスポーツとして認知度が上がり、様々な都市で朝のイベントに行なうことも増えてきました。

太極拳は有酸素運動を含むスポーツ

太極拳と言えば独特のゆっくりとした動きが特徴ですが、実はハードなスポーツです。動き自体は非常にゆっくりですが、常に呼吸を意識して、全身を前後左右、また上下に大きく動かします。しかも姿勢は基本的に中腰のため、いざ体験してみると想像以上の運動量となります。練習をこなせば、その運動量の多さから体から大粒の汗が流れ出ることも珍しくありません。一方で、ジョギングや水泳など、他の有酸素運動と比べて動作がゆっくりしているため、怪我が起こりにくく、お年寄りの方でも気軽に行なえるスポーツでもあるのです。

太極拳で体の「気」を知る

「気」とはすべての物質の最小単位であり、エネルギーの源であると古来より中国では知られています。太極拳では、この「気」という概念がとても重要となります。準備運動においても、筋肉や関節にかかる無駄な力を抜き、精神を高め、「気」を集めやすい体に整えます。太極拳ではいかに力が抜けるかが大切です。また、太極拳特有の緩やかな動作も、体に「気」を取り入れ全身を巡らせるために考えられています。「気」が体に充満していると、体は自然とバランスを覚え、気血の流れや内臓の動きもスムーズになります。太極拳を行なうことで、気の作用によって気持ちが落ち着く効果があるとされています。

太極拳の街「喜多方市」

福島県の喜多方市は太極拳の街という宣言を掲げています。過去に開催した「うつくしまねんりんピック2002太極拳交流大会」から全国の選手や太極拳愛好者との交流が深まったことからこの宣言を出し、太極拳の普及に努めています。なお、開催場所は同市の「押切川公園体育館」でした。蔵のような形をした外観が特徴的な「押切川公園体育館」は、過去に「福島国体」の9人制バレーボールの会場に選ばれたこともあります。